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「プロモーションでブログパーツを作るの当たり前になってきましたね」ってひとつ前のエントリーで書いた舌の根も乾かぬうちにまたブログパーツ。

ここにブログパーツを貼ってたのですが、どうやらリンク元が重いらしく、読み込みで引っかかるのでもうはずしました。 一応リンク先はhttp://www.hero-movie.net/でした。

っていうか前の一つもこれも、ブログパーツというよりただのFlashバナーに近いですよね。ブログパーツって言い換えればこうやって僕みたいなやつがブログに貼るってスンポーですね。

でもこのHEROってドラマ実は結構好きで、昔リアルタイムで放映されていた頃にも見てたのです。で、公開に向けて集中的に再放送がされていて、それをHDレコーダーで録って見ています。

で、今日何日分かまとめて見ててびっくりしたのですが、飯島直子がゲスト出演する回で、レストランで食事をするシーンに宇多田ヒカルがウェイトレスで出てくるんですね。メイド服みたいの着たえっらい無愛想なウェイトレスが出てきてやたら映るなと思ったら彼女でした。びっくり。妻に聞いたら結構有名な話らしいですね。

HEROはドラマもそこそこ面白く見ていて、映画も期待できるかもしれません。キムタクの敵として出てくる弁護士役を、キムタク演ずる検事の事務官である松たか子のリアルお父さんの松本幸四郎さんが演じたり、スペシャルで登場した綾瀬はるかや中井貴一がちょろっと出てきたりと、目を引きそうな仕掛けもぼちぼちあるし。

できれば見に行きたいなと思っとります。

最近、映画やテレビドラマ、漫画、音楽、どれを観ても聴いても現実の中のどす黒い暗部みたいなものを感じさせられることが増えて食傷気味です。たぶん成功や勝利に至ったときのカタルシスを感じさせる条件として、至るまでの失敗や苦労をいかに重く描けるか大事だと考えている作家の方が多いんだと思うんですが、それは本当に手法として有効なのか、作家の技術として稚拙すぎやしないかと思ってしまいます。


リアリティがあるということと、リアルであることは必ずしもイコールではないんではないかなあと。描いた現実の重さに引っ張られすぎて、本来解き放たれて終わるはずの物語が救われずに終わってしまい、そこにカタルシスを生じさせることさえできてないこともあるように思います。


ああ、でも調べてみたらカタルシスって本来悲劇を見ることで日常生活で抑圧された感情などを昇華させる働き、それを利用した治療法のことみたいですね。転じてその開放時の快い感覚を指すってことみたいですが。それならそれで、悲劇で終わること自体はひとつの手法としていいんだろうか。じゃあそれはともかく。


映画や漫画などのエンタテイメントは夢で、観終わった、読み終わったときに何らかの気持ちよさを感じさせてくれるものであってほしい。現実を突きつけられて悩むのはほんとに現実だけであってほしい、というか現実は現実として日常的に目の前にあるんだから、いかに現実離れした部分で僕らを魅せて、一方でそれにどれだけリアリティを持たせられるかってのは作り手側の腕の見せ所の気がするんですけどね。


もっと夢を見たいです。もっと楽しみたい。なんかいいものないかなあ。


散漫とした内容になってしまいました。最近読んだ漫画や、最近見たドラマが期待はずれでちょっと悲しくなったもので。

好きな漫画のこととか書いてみようと思い立ちました。続くかわかんないけど、とりあえず最初はのだめから。


のだめカンタービレ (15)
のだめカンタービレ (15)


クラシック漫画です。秋にテレビドラマ化されるようですね。
作者のサイト
テレビドラマ公式サイト
のだめカンタービレ - Wikipedia


以下簡単な概要

主人公野田恵(通称のだめ)はピアノの天才なんですが、育った環境と、これまでに受けてきた扱いからピアノで"上を目指す"ってのに辟易としてます。音楽は大好きで、ピアノを弾くことが大好き。その気持ちにはすごく真摯ですが、それに付随してくるさまざまなもので振り回されるのが何より嫌いみたいです。変人として知られ、なにかと奇声を発し、風呂は数日に一回、部屋はゴミ溜めのようにしているという設定。


公式サイトで見る限りテレビドラマでは、のだめが不潔で変人であるという部分をすごい強調してるっぽくて、かつそれを上野樹里が演じるとのことでかなり不安。のだめの不潔女の設定がほんとに活きているならもう一人の主人公である千秋とのロマンスは生まれようがない気がしますし、実際漫画の中でも恋愛ごとが描かれる場面ではその辺の設定はどっかに行ってます。


そのもうひとりの主人公千秋真一。彼は世界的なピアニストを父に持つサラブレッドで、その才能と努力には誰もが一目置く存在、皆将来は彼が世界的に活躍することを確信しています。ところが幼い頃のトラウマや彼を取り巻くさまざまな状況が邪魔して、周りの期待に反し日本で燻り焦っていました。それが、のだめや世界的な天才指揮者との出会いがきっかけとなり、次第に前に進み始めます。


この漫画のことが紹介される際に、のだめが不潔で変人という設定の部分が特に強調される傾向にありますが、実はそういう部分はどうでも良くて(むしろ必要ないかも)のだめ、そして周りの登場人物が音楽を愛して、その気持ちをより大切にしていくためにどうすればよいのかを一生懸命考え、行動していく様子を恋愛も絡めて描いた群像劇です。


才能がある人が努力して成功していく様というのは、ベタですがとても気持ちよくて、才能があってかつ音楽を愛しているキャラクターたちを僕はとても愛しく思います。この漫画は「笑えるクラシック漫画」と位置づけられる向きもありますが、笑いは、全体が硬くなりすぎないようにちりばめられているスパイスであって、この漫画の本質ではないと僕は思っています。否定されることを恐れず書くと、この漫画は僕にとってスラムダンクと同じ位置づけです。


少なくとも僕は、この漫画を何度も何度も読んで、何度も何度もぞくぞくしたり、考えさせられたりしています。これからも楽しみに読んでいきたいと思います。